サハリン州郷土博物館の敷地でカラスアゲハ類が冬眠しています。

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サハリン州郷土博物館の敷地でカラスアゲハ類が冬眠しています。

29.01.2019

2019年1月上旬にサハリン州郷土博物館の館員が博物館の敷地で面白いものを見つけました。博物館の管理建物の壁に蛹が発見されました(写真①)。珍しいカラスアゲハ類の蛹と認められました(写真②)。

写真① 蛹(緑色)、2019年1月


カラスアゲハが2016年にサハリン州のレッドブックに記入されて、「クリルスキー禁猟区」で保護されています。カラスアゲハが広葉樹林と混合林で棲息して、川沿いの低地の斜面から海抜450メートル以上に上がらない種類です。カラスアゲハの分布圏とはサハリン島、モネロン島、南クリルの国後島と択捉島、沿海地方のポポフ島、または日本、朝鮮半島、中国となっています。その蝶類の餌であるPhellodendron sachalinensisが生育する森林の伐採が個体郡数に対して大きな脅威となります。Phellodendron sachalinensisが南サハリン、モネロン島、南クリルで生育しています。

写真② カラスアゲハ


以前、昆虫学者の予想によりますと、カラスアゲハが蛹になって冬眠すると思われました。今回の発見が昆虫学者の予想を裏付けています。

2018年7月下旬にサハリン州博物館の敷地で多量のカラスアゲハの飛翔が見えました。その原因とは+17,2°Cの平気温度と83パーセントの相対湿度の好天条件となってきた予想があります。6月は涼しくて、+10,9°Cの平気温度と79パーセントの相対湿度でした。サハリンの昆虫学者アンドレイ・クリチン氏によりますと、蝶の飛翔が6月半ばから8月中旬まで起こっているそうですが、別の資料によりますと、蝶の飛翔が6月半ばから8月下旬まで起こっているそうです。しかし、8月中旬の初めに博物館の敷地でカラスアゲハがほんの唯少数見えました。おそらく、7月中旬から8月上旬までカラスアゲハの産卵時期の始めとなったかもしれません。ユリー・コルシュノフ昆虫学者によりますと、雌のカラスアゲハがキハダの葉の裏側で1個の卵を産卵しています。キハダもサハリン州郷土博物館の敷地で生育しています。

写真③ キハダにあるカラスアゲハの毛虫


9月明けに博物館の敷地で生育しているキハダの幹を下がっていたでカラスアゲハの毛虫が発見されました(写真③)。下がってから、毛虫が博物館の管理建物の方に向かいました。毛虫を保護するように、キハダに戻しましたが、毛虫がまた博物館の建物の方に向かいました。

9月中旬の初めに毛虫が太陽によく温められた博物館の管理建物の壁で発見されました。当時はある毛虫がもう蛹となってきました。毛虫が地面に近くあって、頭の前に絹糸を置いていました(写真④)。

写真④ 博物館の管理建物の壁にある毛虫


最初に蛹は薄緑色があったが、4日間後色はもっと濃くなって、横にピンク縞が現れました。蛹は羽のところで毛虫が前置かれた絹糸で締められました(写真⑤)。

写真⑤ 蛹


蛹の硬い外皮が冬季に中身を保護しています。その上、冬眠の前、昆虫が凍えないように、組織にグリセリンは集中されて、生理的な準備も行われています。残念なことに、蛹の大部分が環境影響で死にます。その上、博物館の館員が蛹を食べるスズメも見ました。

カラスアゲハ蝶になるまで蛹の観測が続いていきます。

写真④ 博物館の管理建物の壁にある毛虫本記事の作成者:ビクトリヤ・ドゥビニナ、オリガ・レベデワ、ゲンナディ・マチュシコフ 写真:ビクトリヤ・ドゥビニナ

参考文献: Вертянкин А. В. Насекомые // Красная книга Сахалинской области: Животные. М.: Буки Веди, 2016. С. 181-199. Клитин А. К., Вертянкин А. В. Отряд Чешуекрылые, или Бабочки – Lepidoptera / Естественная история Сахалина и Курильских островов. Насекомые. Южно-Сахалинск, 2011. С. 116-119. Коршунов Ю. П. Булавоусые чешуекрылые Северной Азии. М.: Товарищество научных изданий КМК. 2002. 419 с. Красная книга Сахалинской области: Животные. М.: Буки Веди, 2016. 252 с.

  

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